私は仙台市に住む女性です。
高校卒業後は専門学校に進学して18歳から一人ぐらしを始めました。
学校生活は同じ目標を持った仲間ができて楽しかったですが、就職が決まらないまま卒業間近になり、卒業式の一週間前にやっと就職が決まりました。
しかしそれは、専門学校で学んだ希望の職種とは程遠い仕事でした。
20歳で就職し、その時はお金に困ることはありませんでした。
というのは、その会社は出社して帰宅したらあとは寝るだけという生活をするだけの超ブラック企業だったからです。
上司や先輩たちも向上心のない人ばかりで嫌気がさしていましたが、お金のためと割り切って働いていました。しかし、この会社に入社して2年が経とうとしていた時、出社しようとしても体が動きませんでした。
よくわからないまま会社には「休みます」と電話をして、近くの内科に行きましたが「過労」とのことで休養が必要との話を頂きましたが、上司としては仕事に穴を開けられては困るとのことで、大きな病院で精密検査をするようにと勧められました。
命に関わるような怖い病気だったらどうしようと、不安になっていたらそれは的中しました。
診断はうつ病でした。
上司からは「そんな病気は甘えだ」と「一身上の都合」で退職届を書いて辞めるようにと言われました。
その後、退職金などが入りましたが、しばらく入院が要るとのことで半年間入院しました。
その後はアルバイトではありますが希望の職につきました。
でも、貯金も退職金も入院代でなくなってしまい、アルバイトの収入だけでは家賃や食費も払えない状況でしたのでとりあえず、みずほ銀行のカードローンで十万円を借りました。借金をすることにはかなり抵抗がありましたが、友達や家族とも疎遠になってしまったので、給料日までのお金を工面するためにはこれしかありませんでした。
金利は14%で他より安めなのでみずほ銀行に決めましたが、感想としてはなるべく使いたくはありません。
だけども、あの時絶望的な状況になって再びうつ病が再発していたらと考えたら恐ろしいので、私としてはカードローンを利用してよかったと思っています。