会社勤めを始めて3年が経った頃の話です。

流石に3年目ともなると、入社当初と比べて飲み会などの回数も増えましたし、場合によっては後輩たちにおごることもあります。そのため何かとお金が必要になり、生活費を切り詰めるのも限度があるし、定期預金を崩したくもありませんでした。

そしてある時、思い切って消費者金融に申し込むことにしました。

銀行の方が金利が低いし、ずいぶん迷ったのですが、クレジットカードを結構使っていたため、審査の基準が厳しい銀行では難しいかと思いました。家族にお金を借りることも考えましたが、いくら何でも社会人3年目で、ある程度の収入があるわけですから、自分の責任で借りて返そうと考えました。消費者金融はネットで申し込んだのですが、一発で通って、10万円をまず借りました。

大手の業者で、金利も17パーセント程度でしたので、そう金利が高いとはいえませんでした。大体飲み会は月2回程度ですので、赤字になりそうな時はその借入分で補填し、逆にそうでもない時は、返済分にプラスアルファして、元本を減らすようにしました。

返済をきちんとしていたせいか、数か月経って枠を広げましょうかという通知をもらいました。

しかしあまり枠を広げると、使いすぎが気になるので、20万円まで広げてもらい、よほどお金に困った場合にのみ利用することにしました。

普段は毎月の飲み会用の、2万円程度を使えればそれで充分でした。

恐らくこれは、多重債務で友人が苦しんでいたのを見て、反面教師にしていたせいもあるかもしれません。

そのうち昇給もしたので、その分は解約しようかなと思ったのですが、何かで必要になるかもしれないとも思い、しばらくそのままにしておきました。実際その後、高い買い物をしてお金が足りなくなり、携帯電話の料金をそのお金で払ったことがあるので、その意味では正解でした。

そしていよいよ解約したのは、今の妻と出会って、結婚の意志を固めた時でした。

やはり借金を抱えたままで一緒になるのはどうかと思ったため、一括返済をした後解約しました。その後は借金をすることもなく、自分と妻の収入でやりくりしながら生活しています。